福祉読書365

福祉に関連する書籍を365冊セレクトします。「もっと良い本があるよ!」という方、ぜひ教えてください。

No.006 F・P・バイステック『ケースワークの原則』

 

ケースワークの原則―援助関係を形成する技法

ケースワークの原則―援助関係を形成する技法

 

 

1 クライエントを個人として捉える

2 クライエントの感情表現を大切にする

3 援助者は自分の感情を自覚して吟味する

4 受けとめる

5 クライエントを一方的に非難しない

6 クライエントの自己決定を促して尊重する

7 秘密を保持して信頼感を醸成する

 

当たり前? いまさら? でも、古典というのはそういうものなのだと思う。そして、ケースワークという比較的新しい分野において、このような古典が存在することを喜びたい。この7つの原則は、ケースワーカーが自分の方法論を確認するときに使う鏡のようなものだ。これは、得てして自己流に陥りがちな、あるいは安易な方向に流れがちなケースワーク・メソッドをあるべき姿に立ち返らせるための、基準点のようなものなのである。