福祉読書365

福祉に関連する書籍を365冊セレクトします。「もっと良い本があるよ!」という方、ぜひ教えてください。

No.010 山口道昭・北村喜宣・出石稔『福祉行政の基礎』

 

福祉行政の基礎 (地方自治・実務入門シリーズ)

福祉行政の基礎 (地方自治・実務入門シリーズ)

 

 

 

個別具体的な福祉分野と、行政学行政法学の理論を架橋する、今までありそうでなかった一冊。著者はいずれも福祉の専門家ではない(はず)だが、行政理論から見た福祉制度の組み立てをきっちりと分類・整理しており、コンパクトながらよくまとまった良書。特に行政ケースワーカーの方は、第8章「社会福祉を支える自治体職員、行政組織」は必読。ともすれば組織の中で疲弊し、燃え尽きがちな行政ワーカーの背中を押し、折れそうな心を支えてくれる。