福祉読書365

福祉に関連する書籍を365冊セレクトします。「もっと良い本があるよ!」という方、ぜひ教えてください。

No.011 柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』

 

 

 

生活保護ケースワーカーを主人公にしたマンガ。始まったころは、いったいどんな内容なのかドキドキしながら読んでいたが、ちゃんとしっかり現場目線で、バランスもしっかりとれている。よほどしっかりしたアドバイザーがついているのだろう。生活保護のみならず虐待、精神疾患、アルコール依存などについてもしっかり取り上げていて、ステレオタイプに陥っているところがないのが素晴らしい。特に5~6巻の「アルコール依存症編」はケースワーカー必読。ラスト近くの「人が変わる時には勝手に変わっていく。ケースワーカーができるのは、その人に寄り添うことだけ」というセリフに涙する人も多いのではないだろうか。ドラマ化もされるようだが、まあ、特に期待はしていない。